2025-06

スポンサーリンク
建築

1935年のモダンと、今も新しい暮らし――土浦亀城邸を訪ねて

土浦亀城邸が移築・保存工事を経て公開されるということを知り、古い家好きとして見てみたいと思いました。90年の時を経て、光あふれる美しい空間から浮かび上がったのは、建物そのものよりも、建築家夫妻の信頼が築いた「暮らしのかたち」でした。
おでかけ

SNSで見たあの空間へ――『SATELLITES』で広がる好奇心の旅

SNSで見た「宇宙の家」に惹かれて SNSで偶然見かけた、プラダ青山で開催中の展覧会の写真。それは、まるで子どもの頃に想像した“未来の家”のような、宇宙船のような空間でした。「この中に立ってみたい。あの建物の中にも入ってみたい」
カフェ

都会にひっそり、畳と縁側の癒し時間──池袋・古民家カフェChanoma

旧江戸川乱歩邸で懐かしい思い出に浸った後、古民家カフェChanoma(チャノマ)へ寄り道しました。土間や縁側、木製の建具などが、まるで昭和の時間にタイムスリップしたような空間をつくりだしています。
おでかけ

乱歩が愛した静寂――旧江戸川乱歩邸を訪ねて

私は子供の頃、家にあった江戸川乱歩の本、少年探偵団シリーズをよく読んでいました。家に一人でいる時は、その独特な怖い表紙と目が合わないようにしていた懐かしい思い出があります。旧江戸川乱歩邸が改修工事を経て2025年5月19日にリニューアルオープンしたことを知りました。
おでかけ

建築目当てが細野さんに惹かれて──ライフスナイダー館で出会った音楽と遊び心

細野晴臣ファンというわけではないのですが、展覧会『細野さんと晴臣くん』に行ってきました。立教大学の歴史を感じる建物が好きで、会場であるライフスナイダー館も見てみたかったのです。そして細野晴臣さんが、どんな人なのかも気になるところ。
アート

ロゴに込めた力と理想――『アイデンティティシステム』展を訪ねて

私はポスターが好きです。ポスターを見ると、なぜか心が躍ってしまう。限られた枠の中で世界を語るその力に、いつも魅了されてしまいます。写真、切手、レコードジャケット、Instagramも同じように好きです。
映画

その手は空へ伸びる――映画『SING SING』が伝える再生の物語

映画情報で変わったタイトルに目が止まりました。『シンシン/SING SING』何の言葉だろう。ちょっと可愛らしい言葉の響きとは対照的な、驚きの場所の名でした。演劇が更生プログラムになっているという設定に惹かれ、物語の行方に興味が湧きました。
おでかけ

トトロが出迎える、平日の井の頭公園さんぽ日記

先日、吉祥寺で用事を済ませたあと久しぶりに井の頭公園を歩いてみました。休日の吉祥寺の街や井の頭公園は人混みが激しくなりましたが、平日のこの日はのんびりと初夏の緑を楽しめました。そんな井の頭公園散歩で出会った楽しくおいしい情報をご紹介します。
映画

アイルランド映画祭2025レポート:遠くて近い国のやさしさ

アイルランドの小説『ほんのささやかなこと』がとても面白かったので、本を読み終えたあと、もっとアイルランドのことを知りたくなりました。そんなときに開催されたのが「アイルランド映画祭2025」。都内でアイルランド映画をまとめて観られる貴重な機会です。
アート

知られざる北欧デザインの巨匠──タピオ・ヴィルカラ展へ

自然をモチーフに洗練された美しさのフィンランドデザインが、私は大好きです。建築から家具、食器、雑貨に至るまで、多くの日本人の感性に響くデザインだと思います。そんなフィンランドのモダンデザイン界で、圧倒的な存在感を放つのが、タピオ・ヴィルカラ。
スポンサーリンク