ドライブ中によく聴いた大滝詠一『A LONG VACATION』
カセットケースに曲名を書かいた自分の文字まで思い出せる。
そして、音楽と一緒にあのまぶしい陽射しまでまぶたの裏に浮かんで。
この記事では、そんな懐かしい気持ちを呼び覚ましてくれた展示「Eiichi Ohtaki’s NIAGARA 50th Odyssey」と、帰り道に立ち寄った昭和レトロな喫茶店をご紹介します。
大滝詠一 特別企画展『Eiichi Ohtaki’s NIAGARA 50th Odyssey』
大滝詠一氏によるレーベル「ナイアガラ・レコード」の50周年記念特別企画展。
コンセプトは ”もしも今、東京・神保町に「ナイアガラ・レコード」の事務所があったら…”

会期:2025年7月11日(金) – 2025年8月3日(日) *月曜休廊(7月21日を除く)
開館時間:12:00 – 20:00
会場:New Gallery | 東京都千代田区神田神保町1-28-1 mirio神保町 1階
入場無料 詳しい概要はこちら
心くすぐるポスター

企画展のニュースとこのコミックタッチなポスターに懐かしい気持ちになり、『A LONG VACATION』をYouTube Musicで聴きました。今でも歌詞を見ないで歌える自分に驚きます。どんだけ聴きこんだんでしょうね。そしてカセットテープがもう手元に残っていないのが悔やまれます。
思い出探しの気持ちで会場を訪れました。
自分の思い出と重ねて
会場を訪れていたのは、若い方から大滝さんと同年代と思われる方まで、男性が多かったです。
ナイアガラレコードの事務所を再現した会場には、大滝さんの愛したアイテムたちが並びます。
流れる音楽とそれぞれの思い出を懐かしむように、みなさん写真に収めていました。


さすがに私もジュークボックスは馴染みがありませんが、ドーナツ盤レコードはまだ記憶にあります。この大きな穴はジュークボックスで再生するためなのですね。初めて理由を知りました。


優柔不断な購買欲
今回の展示限定グッズの販売も行われていました。Tシャツ・トートバッグなどのアパレルアイテムは人気がありそうです。そして12インチアナログレコード『NIAGARA SONG BOOK 3』はクリアヴァイナル仕様の完全生産限定盤!
トートバッグ良かったなぁ、レコードにはB2サイズポスターも付くのかぁ、と帰って来てから後悔するのはいつものこと。
懐かしい気持ちを落ち着かせて
神保町の会場からお茶の水駅まで街をながめながら歩き、昭和感佇む喫茶店『穂高』でひと休み。

展示で懐かしい気持ちに浸った後は、ソーダフロートでクールダウン。
緑のソファ、明るい窓、一歩足を踏み入れると、まるで昭和の時間が流れているかのようです。
静かに過ごせる落ち着く喫茶店は、今では貴重ですね。

最後に
大好きだった大瀧さんの音楽。音楽と記憶は深く結びついていて、過去の記憶が鮮明によみがえり、ちょっとくすぐったい気持ちになりました。そして知りたがりのクセで、大瀧さんが提供したアイドルの楽曲まで調べだし、しばらく家では昭和の歌謡曲祭りになったのでした。
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