まるでムーミン谷!自然に包まれるあけぼの子どもの森公園

7月の三連休、いかがお過ごしでしたか。
夏休みを迎えた学校も多かったのではないでしょうか。
関東は梅雨明けし、夏らしい陽射しに連日気温は上昇。道路は渋滞情報も。

三連休初日、人でいっぱいかも…駐車場に入れるかな…と不安を抱えながら訪れた公園が、意外にも穴場で、童心にかえって楽しめました。その魅力をご紹介します。

トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園

わんぱく池にある水浴び小屋の写真をSNSで見かけ、いつか行きたいと思っていました。
木々に囲まれた素朴な雰囲気が、私のイメージするムーミン谷そのものだったのです。
近くにはムーミンの有料レジャー施設がありますが、こちらは無料の公園です。

スナフキンが釣り糸を垂らしているのが目に浮かぶ風景

土曜日の一般道、ところどころ渋滞がありましたが、隣接する施設と共有の広い駐車場は、この日は11時の到着でもかなり余裕がありました。

自分で遊びを見つけよう

園内はきれいな花が咲き、整備された遊歩道を歩きながら点在しているユニークな建物を見て回ります。ムーミンの原作者トーベ・ヤンソンと飯能市の手紙のやりとりからこの公園はうまれたそうです。トーベ・ヤンソンが大切にしていたのは、子どもたちが自ら発見し、遊びを創造する喜び。その輝く瞬間が、きっとこの場所の根っこにあるのだと感じました。

こどもが作ったような素朴なツリーハウス
不思議なトンネルの橋と奥にはデッキウォーク

こどもになって探検しよう

園内のユニークな建物、きのこの家と森の家に入ってみました。
まるで自分が小さくなって大木の中の世界に紛れ込んだかのようです。ツルツルの床をすべってみたり、上へ下へとはずむように階段をつたい、小さな部屋を見つけて覗いたり、気分まで子どもになって探検です。
何もかも木で出来たぬくもりに、こんな家で暮らしたいなぁと、思わずつぶやいてしまいました。

きのこの家。
楽しい形の窓たち
森の家のかわいらしい家具
天井からの陽射しでとても明るい

あけぼの公園情報

  • 住所:埼玉県飯能市大字阿須893-1
  • 営業時間:土日祝9時〜21時 (平日〜17時)
  • 入園料:無料
  • 駐車場:あり。無料 (隣接施設と共用のため混雑時には駐車できない場合あり)

公園では、毎週土・日曜日と祝日の夜間にライトアップを実施しています。
実施時刻 日没~20:30
※詳しいライトアップ時刻は、こちらのウェブサイトでご確認ください。

1時間ほどでまわれました。

ムーミンイベント情報――トーベとムーミン展

あけぼの公園の誕生にも関わったムーミンの生みの親トーベ・ヤンソン。彼女の原画やスケッチ、愛用品やムーミンシリーズの魅力も紹介する展示が7/16から六本木で始まっています。
今年はムーミン小説の出版80周年にあたるそうです。
実は、悩みや葛藤を抱えながらも前に進む登場人物たちの姿は、大人の心にも響く深い物語です。
ムーミンシリーズ、あらためてじっくり読んでみたくなりました。

トーベとムーミン展~とっておきのものを探しに~
森アーツセンターギャラリー (六本木)
7/19~9/17まで 詳しくはこちら

最後に

青葉の季節も美しいですが、秋はメタセコイアの並木道が紅葉し、わんぱく池へのリフレクションで辺り一面オレンジ色に染まるようです。
そんな絵本のような風景や、ライトアップされた幻想的な風景も見てみたいです。
自然豊かな公園は季節ごとに訪れたくなりますね。夏休みの思い出にいかがでしょうか。

~フォトギャラリー~

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